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草木プリントでの布つくりの構想は、昨年の10月からスタートしていました!
初めて挑戦する草木プリント・・・草木の色味を最大限に表現できる柄は・・・
coccaチームで練りに練りに練りました!
cocca greenシリーズとはまた異なった、不思議な感じのするボタニカル柄・・・
草木の染料のもととなる植物であったり、
ありそうで実在しない葉・実・蕾・花・茎・根・・・
これらを、柄と自然な色味で表現できたら・・・
面白くなりそうだ・・・
大きな構想がまとまってきたところで、ひたすら植物に目を向けるようになりました!
coccaのお庭に育っている草木や、道に育っている雑草から・・・
森林公園から・・・植物園・・・
そして植物図鑑と、あらゆる植物を目でも見て、触って感じました。
ひとつの柄の中で、どれだけ生き生きとし、面白くもあり、
植物の植物にしか持ちえないどこか不思議な感じを出したいという思いで、
頭の中はいっぱいでした・・・
目で見た植物や、こんな植物があるのかないのか・・・
わからずとも手から描かれる植物たちを、
ノートに描いていきました。
そして、原寸大の大きさに描き・構成をくり返し・・・
打ち合わせを重ね・・・
少しずつ完成に近ずきます・・・
今回は、草木の出す色味が大きなポイントであり、特徴にもなるので、
色を見てから、再度図案とにらめっこをし、型製作へと入りたいと思います。
続く・・・
yama
寒い寒い日が続いていますね。
暦の上でも、もうすぐ大寒ですね。
coccaでは、2012年の布つくりのおおきなプロジェクトである、
「cocca6」の第二弾、第三弾、、、を次々に始動中です!
春や初夏にお目見えできると思うと・・・うれしく思い、
とてもわくわくします!
今日は、cocca6第二弾の、「草木プリント」のお話をさせてください。
草木染は、coccaでも展開しています。
麻や綿ガーゼを、ラックダイやログウッド、蘇芳、インディゴで染めています。
天然染料は、草や木や根や、葉、果皮、実などのもつ自然のやさしい色味が、
とても奥深く、味わいのある生地となる気がします。
また、少しずつ色の朽ちていく段階を楽しめるのも醍醐味の一つであります。
草木染というと、無地染(いわゆる浸染)や、絞りなどが主流かと思います。
ちょうど2年前に八王子の奥田染工場で、新たな技法との出会いがありました。
この頃、cocca greenのシリーズを作っていただいている中で、
社長が、「村山さん、greenのシリーズをやるなら、
草木プリントもできるよ・・・」と。
ん!?
草木プリント!?
草木の色味でプリント!?
面白そうだな・・・あたためるかなこの技法・・・と、頭の奥にインプットされました。。。
それからあたためられた草木プリントに、
2年の時を経て挑戦となりました!
yama